かばるとかにちじょうとかおえかきとか

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Another


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2009年?に出た単行本の文庫落ちです。未読でしたので文庫版が近日との発表を受けて待っておりました。
既にコミック化されていて(我慢するの大変だったぞ)年明けにはTVアニメ化も決定しておりましてこちらのキャラデザはいとうのいぢ氏。テーマソングはアリプロだそーです。

ネタとしては中学校が舞台の学園七不思議的ホラー+ミステリ。呪いの教室がなんとかかんとか。

以下感想畳み。


中学生が主人公の学園ホラーとの事で。亡霊が如何の呪いが如何のというネタなので推理小説としてのQEDを求める作品ではないですね。館シリーズみたいな新本格ノリじゃなくて囁きシリーズとか眼球綺譚に近い幻想ホラー寄り。
正直綾辻にはコッチの路線の方が合ってるんじゃないかなーと思います。なんせ文章が活き活きしてる。すごく読み易い。メインキャラが中学生でネタが学園七不思議でっていうのもあるかもしれないけれどたぶん綾辻作品の中でも1、2位を争うくらいに読み易いんじゃないかなぁ。文体もいつもの“いかにも”な感じじゃないし。
なんというか直前に同じく(便宜上)推理作家で同じく(便宜上)女子中学生がキーパーソンになる京極のルーガルー読んだからっていうのもあると思うのですけれど世界観に入り込みやすかったです。

ミステリとホラーの融合っていうとどうしてもどちらかの要素が不完全になりがちなのだけれどその辺を補って有り余るくらいに面白かったです。メイたんかわいいよメイたんはぁはぁ。眼帯少女は正義である。

推理要素はきちんとあって、綾辻の得意技が叙述トリックと知っていれば“もう一人”が誰なのかはちゃんと読みながら推理出来る構成にはなってます。素晴らしい。知らないで推理小説としてじゃなく読んでも十分に楽しめるんじゃないかしら。

鳴の義母が人形作家でそれ故に人形アトリエが出てきたりして倒錯感も素晴らしいです。ほんと綾辻コッチ方面で伸ばせばいいのに。何処から何処までが自分の意志で寧ろ何処から何処までが自分の存在で自分は本当に“生きて”いるのかと葛藤するシーンなんかはどきどきしました。

ただこれを映像化となるとメイントリックは叙述トリックだしあのキャラとこのキャラのヴィジュアル差異はどうやって誤魔化すのかなぁとは思うけれどその辺は既にコミック化されてる事を考えるとたいして問題でもないのかな?寧ろ実写化の話が出ているとの事でソッチが問題かな。

青少年の閉塞感は何物にも替え難い魅力を持ってますよね。うっとり。

まぁでも兎に角眼帯美少女は正義です。いいねぇ。
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  1. 2011年11月28日 00:41 |
  2. 小説雑記
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