かばるとかにちじょうとかおえかきとか

Mr.Fearless

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夏の日

「ドコですかココ」
「精神病院の入院部屋です」
「監獄かと思いました」
「よく言われます」
「じゃあアナタは精神科医ですね」
「そうです。貴女の担当医の――と言います」
「随分イケメンな精神科医ですね」
「よく言われます。元は救命救急なんですが」
「24時?」
「まぁそうです」
「わたしなんでこんな監獄みたいなトコに居るんですか?ていうかメガネは?コンタクトは?ピアスは?布団だってシーツがないじゃないですか。なんで?」
「覚えてませんか?」
「はい」
「じゃあ思い出すまで此処に居てください」
「思い出しましたオーバードーズで自殺未遂しましたたぶん」
「たぶん?」
「いえゴメンナサイ間違いないです」
「何を呑みました?」
「覚えてません」
「じゃあ思い出すまで…」
「あーえっとですねーストックは殆どなかったんですけど通院日直後だったんで手元にあったハルベゲロヒ…」
「なんですかその暗号は」
「…ハルシオンとロヒプノールとベゲタミンAを二週間分に彩が寂しかったものでコントミンを…」
「……」
「……」
「……」
「…ゴメンナサイ」
「僕に謝られても困ります。死ねると思いましたか?」
「あーいや~死ねる~って思っちゃったのは思っちゃったんですけど死ねるワケねーですよねバカですねー」
「ええ、馬鹿ですね」
「……」
「胃洗浄と傷の手当だけさせてもらいました。吸収されてしまった薬物が抜けるまでは時間がかかりますし、暫く朦朧としていると思います。気分が悪かったら呼んでください。まぁ大声出してもらわないとなりませんが。鍵は内側からは開きません。自殺未遂患者はまたいつ何を使って死のうとするか分からないので基本的に何もこの部屋には持ち込めません。薬が抜けるのを待つ意味も込めてあと何日かこの部屋で自分の馬鹿さ加減を反省していてください」
「……」
「何かありますか?」
「イケメンですよね」
「よく言われます」
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  1. 2008年07月14日 18:03 |
  2. 雑記
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