かばるとかにちじょうとかおえかきとか

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暗黒館の殺人

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先日「眼球綺譚」を読んだら綾辻の描く空気が思ってた以上に好みだったので“読書の秋”に託けて読み漁ってみました。というか十年ほど前に読んだ館シリーズ数冊も改めて読み返してみたりしてるのですけれどやっぱりとても好みなのですね。きっと中学生高校生だったわたしのツボには入らなかったのでしょう。いま読むと全体を通して耽美的であったりして寧ろ十年ほど前のわたしが何故記憶に留めなかったのが不思議で堪らないのですが。

兎も角も暗黒館。SUGEEEEE長いです。京極の塗仏くらいかしら。ぶあつーい上下巻。文庫版だと4冊に分けてありますね。

山奥の洋館で怪しい一族で怪しい言い伝えで怪しい風習で美しい双子の姉妹で正体不明の青年でとこれでもかとばかりに盛り込まれた王道的要素だけでおなかいっぱいになれる気がしますが。

真面目な感想にしろ不真面目な感想にしろ書こうと思うと最大のネタベレに触れずにはいられないので一応続きに折り畳みますね。



玄児さんちょうかっこいい。萌え過ぎて困りますどうしようどうしたら良いのこの萌えをどこにぶつけたら良いのとイラスト化しようかとも思ったのですが先日のパソコン様入院でタブレットの設定も真白になってしまったので取り敢えずお絵かきは横に置いておきましょう。
というか玄児さんは中也くんに対する執着が行き過ぎている気がしますよ。気絶中の中也くんのベッドに乗り上がって自分の血液を注射するとかどんだけですかまったくもう。物語に無関係な不真面目さでどきどきしてしまいますよ。

新本格ミステリとしての要素は盛りだくさんではあるけれど実際にミステリだと思って読むと肩透かしを喰らってしまうんじゃないかなという印象でした。実際綾辻ファン(というか館シリーズファン)の間では散布両論…というかむしろ不評寄りみたいですね。ミステリよりもオカルト寄りで推理よりも幻想寄り。玄児さんを始め中也くんや双子ちゃん等等語られる一語一句すべてが耽美的だし何より“推理小説”ではないですよね。島田の出番皆無!
わたしなんかが逆に館シリーズに囚われながら読んだ訳ではなくただ綾辻の幻想性に惹かれて読み進めた感じなので寧ろうっとりと入り込みながら読めたのですけれど館シリーズより囁きシリーズに近い空気のこの作品は館シリーズにする意味があったのか否かは少々疑問。ええさらっと密かに囁き3部作も読んでました面白かったですてへ。

ていうか中村青司ってこんな常識的というか受動的なキャラクタじゃなかったよねと思って十角館とか読んでみたけどうんやっぱり異常者ですね。河南もこんなに繊細な感じではなかったですよね。うん。

創作家である以上キャラクタが“活き”て一人歩きするのは仕方の無い事だけれど読者って必ずしもそれを望んでいないのですよね。

まだ何冊か読んでない作品もあるのでまたぼちぼち読んでみたいです。
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  1. 2010年10月09日 02:12 |
  2. 小説雑記
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